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北上平和記念展示館は 令和5年12月25日(月)~令和6年4 …

北上平和記念展示館について

~ 戦争体験、7,000通の軍事郵便など貴重な資料を後世に ~

 北上平和記念展示館は、藤根地区交流センターに隣接する藤根生活センター内に開設され、平成14年の開館以降、多くの入館者がありました。同館には戦時中、同地区で長く教師を務めた故高橋峯次郎さんに戦地の教え子から寄せられた軍事郵便や銃、衣服、教科書など戦時資料約400点が展示されています。
 昭和56年岩手・和我のペン(故代表菊池敬一氏)が軍事郵便の調査活動を始め、昭和59年NHK仙台放送局の協力を得て「農民兵士の声がきこえる」を出版。
 NHKでも昭和57年にこの調査活動を特別番組として放送し、軍事郵便は世に知られるようになりました。また、平成8年には 国立歴史民俗博物館が、全国的に例が無いとしてマイクロフィルムへの保存を行なっています。
 藤根地区はこの貴重な資料の保存・活用を図り、農民兵士の実状を後世に伝えようと平成10年に平和記念館建設検討委員会を発足し、市の支援を得て開館に至りました。
 心のささえ故郷通信「眞友」高橋峯次郎さんは戦時中(日中、太平洋戦争)、戦地の教え子たちを励ますため故郷通信「眞友」を送り続けました。返信として高橋さんに届いた軍事郵便は7,000通にも上っています。田畑の作柄を心配する気持ち、戦況や友の戦死報告、特攻隊員として出撃を待つ気持ちなど内容はさまざまです。
 なぜ、岩手の一農村、一教師のもとに農民兵士からこれだけたくさんの軍事郵便が届いたのか。 若き農民兵士が厳しい戦地で過ごした青春時代、彼らの生の声を聞いて下さい。

展示風景

展示写真①
展示風景-1

展示写真①

展示写真②
展示風景-2

展示写真②

展示写真④
展示風景-4

展示写真④

展示写真⑤
展示風景-5

展示写真⑤

展示写真⑥
展示風景-6

展示写真⑥

展示写真⑦
展示風景-7

展示写真⑦

展示写真⑧
展示風景-8

展示写真⑧

展示写真⑨
展示風景-9

展示写真⑨

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